Mシステムとのお別れ

先日、手元に残していたMシステムのレンズ2本を手放してきました。

理由は簡単。

CLでMシステムのレンズを使うことがほぼなかったこと、そしてこのまま使わないでいると、せっかく整備して調子がいいレンズがダメになってしまうかもしれないから。

そしておそらく、しばらくはMシステムに戻ることはなさそうだと思ったからです。

2009年に長男が産まれた時、コンパクトで静かなフルサイズ機はないかと探していたら出逢ってしまったMデジタル2号機であるM9。やれオートフォーカスがどうとか露出がどうとか、センサーがああだのというのに疲れてしまっていたこともあって、レンジファインダーでのMF、マニュアルと絞り優先AEのみのわかりやすい操作系、そしてMマウントレンズを通して、そしてそれに最適化されローパスフィルターを廃したCCDセンサーで撮影した写真にすっかりやられてしまいました。

あれから10年。ちょうどいい頃合いなのかも知れません。ちょっとMシステムで写真を撮ることが重くなってきてしまいました。少しお休みしようかな。

そして、Mシステムの名残りであったズミクロン50mm 2nd.とズミルックス35mm 2nd.を手放すことにしたのです。ちょっと肩の荷がおりました。

肩の荷が降りたついでに、ついローライB35を買ってしまいました。お気楽の象徴として、お守りがわりに購入しました。お守りとはいっても、冷蔵庫で眠っているフィルムたちを通してあげようと思います。

写真はもちろんやめません。CLとこのローライで引き続き撮ります。でも、プライベートな写真が多くなりそうな…