和装
機会があれば、和装をしたいとずっと思っていました。まぁ、花火大会の時に浴衣を着たりっていうのは過去に何度かありましたが、ちゃんとした和装をする機会はありませんでした。
この度、常磐津三味線で初舞台を迎えることとなり、とうとう袴までつけた和装をする機会に恵まれました。
父の残した着物が胴回り以外はジャストサイズで、これは「まぁ着ても良いよ」とあの世から言ってくれているものと勝手に思いました次第です。麻の素敵な着物です。
これまた袴が仙台平(せんだいひら)の袴で、分不相応な袴でありまして、とても身が引き締まる思いな訳です。
ちょうどこの組み合わせを着て常磐津の会の舞台に乗ったのが、父の最期の舞台となりました。その着物と袴を着て、初舞台に臨みます。