GT-X970でGT-X980のフィルムホルダーを使う

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さて、数年ぶりにエプソンからGT-X970の後継機GT-X980が発売になりました。
主な変更点は…
・インターフェースの変更(IEEE1394がなくなった)
・透過原稿スキャン時の光源が白色冷陰極蛍光ランプからLEDに変更
・フィルムホルダーの変更
です。もっと細かいところがこっそりリファインされてるかもしれませんが…

旧機種のGT-X970ユーザーとしては一番気になるのはあの悪名高きフィルムホルダーが変更されて、フィルムホルダーにアンチニュートンリングアクリル板がついてスキャン時のフィルムの反りを抑えてピント精度が上がりそう…ってことにつきます。しかしながら、メーカーでは新ホルダーはGT-X970では使えないと明記しています。

「でもさ、ひょっとして、ダボ穴の位置変更がなくて物理的には問題なく装着出来て、ソフトウェアで対応してないということだけだったらさ、GT-X970でも新ホルダー使えるんじゃない?」

誰もがそう思ったはず。ボクもそう思いました。そう、だめだったらオークションに出すか、最悪GT-X980を買ってしまえ!と欲望の赴くままにポチ…

かくして発売日にホルダー一式が届きました。
結論から言えば、新ホルダーはGT-X970において物理的には何の干渉もなく使うことができます。ただし、ソフトウェアはEPSON SCANは使っていないので純正ソフトウェアでどうなのかはわかりません。SilverFast 8においては、フィルムの駒の自動認識がうまく行かないものの、スキャン自体は何の問題もなく行えました。添付の写真は左が旧ホルダーで、右が新ホルダーでスキャンしたものです。等倍ではないのでピントがどうかははっきりしませんが、とりあえず写真としては取り込めそうです。

ただ、ただですよ。120のホルダーは1列しかないんです。これは結構きついポイント。135も4列から3列になってしまったし…。数を取り込むのは結構苦痛かもしれないですね。

これからもう少し、ピントについて詰めて検証出来ればしたいと思っています。

それにしても、135と120だけでいいのにな…全部セットなんだもんな。お高い…^^;;