Leitz Summicron-M 1:2.0/50mm 2nd.

 

実にようやく手元にやってきたズミクロンです。2nd.ズミクロンを以前から勧められながらも、いつも別のレンズを買ってしまってなかなかたどり着けなかったズミクロン。

某カメラ屋さんで曇りカビ痕ありでかなり安く出ていてずっと売れ残っていたのが気になってしまって購入。見ての通り絞り指標がズレていたり、ヘリコイドが引っかかったり、絞りに粘りがあったりと色々問題はあるのですが、写りとピントはバッチリ。

あんまり良く写るので、さすがゴールデンスタンダードのズミクロンと感心することしきりです。

丁度、直前にNoctilux-M f0.95 ASPH. が2年ぶりの点検で再びレンズ内の汚れを指摘されて、高価で綺麗なものを買うのが馬鹿馬鹿しくなったこともあり、多少くもってようが(本当はカビ痕は嫌だけど)実写で問題がなければ、それが理由でお安くなっているレンズをあえて選ぼうと思っていた矢先の出会いでした。

心配していた前玉カビ痕もほとんどわからない程度でコーティングもほぼ問題ないし、後玉の曇りも周辺部に少しだけでこれまた全く問題なさそう。

ズミクロン、しかも現行ではない2nd.ズミクロンでこんな写りをされると、アポズミクロンが気になってしまいますが、ここはもうちょっと高いレンズを買うのは懲り懲りだし、維持費がばかにならないので…

2018年2月購入

その直後、かかりつけのリペアマンさんにお願いしてオーバーホールをやっていただきました。光学系のみならず外観までピカピカです。

  • カビ痕については前玉と3枚目周辺、5枚目にわずかに存在していたとのことで全て清掃。
  • さらに、カビが絞り羽根にまで波及し、そのため羽根に錆が出てしまっていたため清掃の上錆止め。
  • 後玉の周辺にくもり、コーティング劣化あり。

と、結構な症状あり。やはりカビ痕モノに手を出したらすぐオーバーホールすべきですね。このまま使ってたら他のレンズが…

おそらく前のオーナーさんが大事に湿度の高いところにしまいこんでいたんでしょうねぇ…

しかし仕上がり後も写りもピントもバッチリ当初の印象と変わらず上々。良い意味でも悪い意味でも手放せないレンズとなりました。(笑

オーバーホール前の写真